金田一37歳の事件簿、コミックス9巻の読後感想日記です。
以下、それなりにはぐらかしてはいますが、ネタバレにご注意ください。
・騒霊館
まずは前巻からの続きであるポルターガイストの事件。案の定犯人はあの方でした(笑)
推理披露の中ではじめちゃんも言及していますけど、トリックがどうのこうの以上に、犯人さんのうっかり言動が目立った事件でしたね。
ただ個人的には、事件そのものよりも、直後に起ったことの方が驚きと感動とがあったり。
犯行動機が身内の復讐である場合、はじめちゃんに推理見破られて自暴自棄になった犯人を「亡くなったはずの身内さんが止めに来る」っての、金田一シリーズではよく合ったじゃないですか。
吸血鬼のとか。
今回もそのパターンなのですけど、ちょっと違う点が。
今までは、あくまで犯人だけが見えるのであって、はじめちゃんとか周囲は、なんで犯人が大人しくなったのか理解できない…ってケースがほとんどだったと思います。
でも今回は、身内さんの霊が、はじめちゃんたちにも見えるんです。
犯人さんが事件のことを知った経緯といい、彼女自身に霊媒体質、もしくはサイコメトリーの素質があったってことなんですかね。
もちろん、金田一はあくまで推理漫画ですから、それ自体は気のせいかもしれないし、どうなのかなよくわかんないって程度で、本当のところまで詳しく調査することはありませんけど、でも、ロマンはあるよなあって。
しかし一方で、動機となる被害者さんたちのあれそれは…。
犯人の身内さんに対して行ったことの非道さは酷いんですが、その前にヤってたことは、うーん、なくてもいいんじゃないかなあ。
この辺り、37歳ならではなんでしょうけど、別に大人になったからって、そういう行為ばっかり挙げなくてもいいんですよ?と思わないでもない(タワマンマダムの事件とか)。
生き〇めってだけでも、犯人さんへの同情票は凄いと思うので…。
・綾瀬殺人事件
一方、今巻からスタートした、地名の綾瀬と推理小説、作家さんにまつわる事件。
二三(フミ)ちゃんが再登場です(事件では、真壁先輩もまた捜査員として参加)。
10歳だった二三ちゃんも29歳。さすがにげじげじ眉毛は整えてしまった模様(笑)
ぶっちゃけ、表紙にいる子が二三ちゃんなのですが、でも面影はなんとなくあって、購入前、表紙が判明した段階でもしや…と察してはいました。
が…。
美雪ちゃんの声の正体は、結局目覚まし?
前巻の予告で出てた、謎の人物ははじめちゃんを起こすシーン。
あれ、二三ちゃんでした…という。
美雪ちゃんの声は、いつもの目覚ましってことなんですかね…(特に言及はされていません)。
そろそろ二桁巻に突入する37歳…CAの美雪ちゃんはまだまだ遠い…のかどうなのか。
そんな二三ちゃん、なんと探偵社で活動の一方、作家にもなっており、なんと佳作もらっちゃうレベルでもあるとか…!
作品ははじめちゃんが過去に関わった事件を参考にしているそうなので、リアリティという点ではかなり高そうですが、にしてもすごいですよね。
同じ作家のボーイフレンドもいるとか…。
しかしまたイケメンだな…メインストーリーで二三ちゃんが惚れこむイケメン少年はだいたい…いや、流石に早計かな(笑)
2つ事件が起こったところで終了。
10巻は早くも、6月刊行予定だそうです。
・金田一メインストーリーに関するあれそれ
上でもいくつか触れていますが。
はじめちゃんが推理を辞めた理由、改めて玲香ちゃんが関わっているらしいことが判明します。
まあ、これで玲香ちゃん無関係だったらそれはそれで驚きですが。
しかし、あくまで読者の想像、予想でしかなかったので、キャラクターの言及という証拠が提示されるのはありがたいですね。
「金田一君、たすけて!」は、やはり彼女のセリフだった…ということでいいのかな?
(これも明言という意味では、されてないんだよな)
どうなるのか、早くも次巻を楽しみにしつつこの辺で。
